マイホームの購入時期は人により様々ですが、生活や収入が安定した頃合いで購入を検討する方も多いでしょう。本日は、住宅ローンを組む際の目安の年収や用意するべき頭金などの費用面についてご紹介させていただきます。
マイホーム購入のベストなタイミングは?
マイホームを購入する際に、考えなくてはならないのが購入するための費用。
人生の中での最も高額な買い物の一つと言えるマイホームの購入は、生活や仕事が安定し、購入費用を工面することが出来た時が、マイホームを購入するのにベストなタイミングだといえるでしょう。
マンションや一戸建てを購入する際の世代で高い割合を占めているのが30〜40代。
一般的に就職をして家庭をもち、生活が安定してくる人が多い世代であることがうかがえます。
また、この世代であれば収入が安定しており住宅ローンも組みやすく、加えて定年退職する前に住宅ローンを完済することも可能です。
実際に、マンションを購入する際にかかる平均的な費用は約4500万円、土地付きの注文住宅であれば約4400万円。あなたの現在の収入と比べてマイホームを購入する際のタイミングを検討しましょう。
実際に年収いくらになったら家を購入できる?
「マイホームを購入する際の予算は年収の5倍を目安に」こんな言葉を聞いたことはありませんか?
実はこの言葉には明確な根拠はなく、1992年に打ち出された「生活大国5か年計画」の中で、「大都市においても、勤労者世帯の平均年収の5倍程度を目安に良質な住宅の取得が可能になること」とされたことから広まったと言われています。
しかし、当時と比べて今では金利基準も異なり、状況は大きく異なっています。
先ほどマイホーム購入時にかかる費用は約4500万円とお伝えしましたが、2018年における1世帯あたりの平均所得は552万円。このことから考えても、「年収の5倍を目安に」といった考えはなかなか通用しなくなっていることがわかります。
年収からマイホームを購入する時期を割り出すにあたり、よりわかりやすくなるのが返済負担率です。
これは、住宅ローンの年間返済額が年収に占める割合のことをさします。
一般的には、この安全ラインは25%以下とされており、1年間に住宅ローンを返済する額が年収の25%以内であれば、生活に支障をきたすことなく、無理なく返済ができるとされています。
わかりやすくいうと、年収が1000万円の人の場合は1年間における住宅ローンの返済額が250万円程度に収まるのであれば、問題なく返済できると言えるでしょう。
年収ごとの住宅ローンシミュレーション

住宅金融公庫のシミュレーションを使用し、1.44%の固定金利・35年の返済期間・ボーナス返済話として、毎月の返済額の例をご紹介させていただきます。
・年収300万円の場合
[返済負担率] 30% [借入可能額] 2400万円 [毎月の返済額] 7万2870円
[返済負担率] 25% [借入可能額] 2060万円 [毎月の返済額] 6万2500円
・年収400万円の場合
[返済負担率] 35% [借入可能額] 3800万円 [毎月の返済額] 11万5236円
[返済負担率] 25% [借入可能額] 2736万円 [毎月の返済額] 8万3000円
・年収500万円の場合
[返済負担率] 35% [借入可能額] 4800万円 [毎月の返済額] 14万6732円
[返済負担率] 25% [借入可能額] 3429万円 [毎月の返済額] 10万4000円
ざっと年収500万円までのシミュレーション例をご紹介させていただきました。
年収400万円の方の場合、借入可能額は3800万円となりますが、全て借りてしまうと毎月11万円もの金額を返済する必要があるので、生活に支障をきたす可能性も。
ご家族の生活スタイルを加味しながら、借入金額を検討しましょう。
また、住宅ローンを組む際にはできるだけ自己資金を事前に準備し、借入金額を収めて無理のない返済を計画しましょう。
マイホーム購入に必要な頭金の目安は?

借入額を抑えることのできる頭金の支払いは、マイホーム購入時の大きなメリットです。
マイホーム購入時に住宅ローンを利用する場合には、費用の一部を頭金として支払い、残りの金額をローンで補うのが一般的です。
借入を少なくすることで、毎月の返済金額の負担が減り、返済期間もより短くて済むように。
事前に資金繰りをし頭金を支払うことで、住宅ローンの審査に通りやすくなることも。
メリットが多い頭金について、決まった金額は設けられていません。
金額は自由に決めることが可能ですが、住宅購入費用の2割程度を支払うことが一般的とされています。
マイホーム購入時や引越しの際は、住居購入以外の費用も嵩んでしまうので、頭金に貯金をつぎ込みすぎず無理のない範囲で資金繰りを行いましょう。
マイホームを購入するための資金繰りができない場合は?
マイホームを購入する際に利用する住宅ローンには審査があり、全ての人が希望に沿った金額を借りられるわけではありません。
万が一審査が通らなかったり、希望通りの金額の借り入れができなかった場合は、差額を自己資金から用意する必要がありますが、予算的に難しい場合は中古物件など価格帯の違う物件の購入も検討しましょう。
中古物件といえど、価格帯が低くなるだけではなく将来的にリノベーションなどを視野に入れることで、より楽しみが広がることも。
また、親族に協力してもらえる場合は、非課税での特例を活用して一部贈与してもらうことも一つの案です。
住宅を購入する際に直系尊属の親族より現金を受け取った場合は、贈与税がかかりません。
年収2000万円以下の方であれば、この特例が受けることが可能なので詳しくは国税庁のHPで確認してみてください。(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm)
まとめ
夢のマイホームを購入する1番の目的は、ご家族だけの家を持ち快適に生活をすること。住宅ローンを借入することで返済に追われ、毎日の暮らしに支障をきたしてしまうのでは意味がありません。
世帯年収や暮らしにかかる費用を踏まえ、しっかりと計画をした上で住宅ローンの設計を立てることがおすすめです。
VISIO(ビジオ)では、ご家庭の予算に合わせた住宅の販売や提案をさせていただきます。新築一戸建ての購入をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

