一戸建て購入を検討する時に、気になるのは費用面。できることなら新築がいいに決まっているけれど、予算を考えると中古も視野に入れようか、と考える方も多いはず。今回は中古戸建ては本当に費用が抑えられるのか、設備面はどうなのか、トラブルはないのか等、新築戸建てと中古戸建てでは結局どちらが特なのかを検証していきます。
■価格

首都圏を例に価格差を見ると、新築戸建ての平均価格が4,525万円、中古戸建て3,977万円ですからその差は548万円です。(2023年1月時点)
ちなみに1年前の2022年1月は新築戸建てが4,093万円、中古戸建てが3,761万円でした。年々土地代や資材費が高騰し物件の価格も上昇しているので、購入を検討するのならばあまり先延ばしにしない方がよいと言えます。
中古戸建ては新築戸建ての約8割強で購入できますが、築年数が古い物件に関しては大規模なリフォームが必要になり、いずれは建替えを検討しなければならないことも念頭に入れなければなりません。
参考までに、中古戸建てのリフォームにかかった平均価格は349.7万円です。築年数が古いほどリフォームの価格は増していきます。中古戸建ての場合は購入価格だけでなくリフォーム費用も予算に入れておいた方がよさそうです。
■耐久性

一戸建てで注目しておきたいのが耐用年数です。
新築戸建てですと言うまでもなく建てたばかりなので、当面修繕や建替えの心配はありませんが、築年数の古い中古戸建てですと設備や配管などが老朽化し、継続使用が困難になるケースもあります。建替えの目安は平均して40年前後で行われていますので、築年数による耐久性も住宅を選ぶ重要ポイントとして押さえておきましょう。
多くの住宅メーカーは30年間の保障があり、最近では60年保証のメーカーもあります。定期的に点検を行えば60年以上は住み続けることができます。参考までに、建物の法定耐用年数の目安は、木造が22年、重量鉄骨造が34年、鉄筋コンクリート造が47年です。
長期優良住宅といって、長期にわたって良好な状態を維持できる優良な住宅の認定もあり、何世代にもわたって住み続けられる家もあります。
ちなみに中古戸建ての修繕で心配なところが、設備の部品が古すぎて修理ができず結局買い替えなければならないといったケースです。キッチンやトイレなど、設備は日々新しくなっており部品も変わっていっています。部品が廃盤になり取り寄せできずに買い替えになる事もあるので注意が必要です。
■土地面積・間取り

中古戸建てのメリットとして、新築戸建てと比べて土地面積・建物面積が広いことです。
土地面積は、中古戸建てが平均147.99平方メートルに対して、新築戸建ては122.95平方メートルで、中古戸建ての方が25.04平方メートルも広いです。
建物面積は、新築が98.40平方メートルに対して、中古は105.24平方メートルで、中古のほうが6.84平方メートルも広くなっています。この数字は4畳~5畳分の部屋に相当しますので、築年数が古いほど、部屋数が多く広々としています。
実家やおじいちゃんちを思い出していただくと、リビングや廊下が広かったり、応接間があったりしませんでしたでしょうか。土地の価格が今よりも低かったので同じ金額でも面積が広かったのです。
新築戸建ては土地代と建物代とそれぞれかかるので、どうしても土地代に左右されますが、中古戸建ての場合は土地と建物をセットで売っているので、同じ価格でも広い家に住める場合が多いです。
■諸経費
住宅費用以外の諸費用については、新築戸建ても中古戸建もほとんど差がありません。
戸建て購入にかかる諸費用については以下の通りです。
・不動産取得税
・手付金
・固定資産税、都市計画税
・登記費用
・仲介手数料
・印紙税
・ローン借用費用
・火災保険料
・申込証拠金(新築の場合)
・水道負担費(新築の場合)
新築戸建ても中古戸建も、諸経費の目安は一般的に6〜9%前後です。仮に3,000万円の住宅を購入した場合は、180〜270万円程度の諸経費がかかるということです。
また、諸経費は主に手数料や税金ですので、ローンの借入金に含まれないことが多いです。原則現金払いなので、住宅費以外に現金が数百万円必要であるということも覚えておきましょう。
■中古戸建によくあるトラブル
トラブルは住み始めてから発覚するもので、せっかく安く購入できたのに結局高くついた…なんてことも。ここでは中古戸建てによくあるトラブルをご紹介しておきます。
・設備の不具合
内覧の時点では電気やガスが通っていないため、設備を確認することができず後々発覚します。よくあるのが給湯器、ウォシュレット。買い替えると数十万するものなのでできれば不動産屋さんに確認しておいた方がいいです。
・シロアリ・雨漏り被害
シロアリや雨漏りは一見してはわからないので、購入前に建物検査をしておいた方がいいでしょう。また、修繕費の保証についても、費用は誰が負担するのかを明確にしておくべきです。
・隣人トラブル
意外と多いのが「境界線」のトラブルです。土地の境目なんて普通わかっているでしょうと思うのですが、古くからある土地では不明瞭な場合があります。
新築戸建ての場合は、土地は新しく宅地分譲されているのできちんと測量されているのですが、中古戸建ての場合は測量をあいまいにしたままの場合があります。
祖父母や親の世代では口約束でなんとかまとまっていたものが、世代が変わると問題になることもあります。購入の際は予め測量をされておくことをおすすめします。
■まとめ
今回は新築戸建てと中古戸建の特徴についてお話ししました。費用面だけで言うと、リフォーム等を考えると新築戸建ても中古戸建も差は大きくないように思います。どうしても予算内でこの土地に住みたい、など立地にこだわりがある場合は中古戸建てにメリットがあります。新築戸建てにも建売住宅など費用を抑えた住宅もあるので、ぜひ一度住宅のプロに相談に行ってみましょう!
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