猫を飼っている方は、我が子のように愛する猫が快適に暮らしてくれるようにあらゆる手を尽くしたいものです。
戸建てを購入するきっかけとして「猫と住みたいから」という理由の方も増えてきました。
戸建ての自由設計なら、マンションではできなかった猫のための住まいの工夫を実現することができます。
今回は、猫と一緒に住むために知っておきたい、猫の習性から考える家づくりのアイデアをご紹介します。
猫の習性から考える家づくりのアイデア
猫仕様の家にするには、猫の習性を知り、理解した上で導入を検討するといいでしょう。
猫にとって快適とは何なのかをベースに、猫にとっても人にとっても住みやすい家にするために、収納を工夫したり家づくりに使う資材にこだわったりと、猫と住むためのアイデアをご紹介します。
高いところ、狭いところが好き
猫は高いところに登って外敵を見張ったり、身を守って暮らしていたため、高いところにいると安心して快適だと感じます。
犬は高いところから落下すると骨折する恐れがありますが、猫は優れた平衡感覚があり、6mほどの高さであればひらりと体勢を整えて、難なく着地することができます。
また、猫は野生時代に狭い岩場や穴ぐらを寝床にしていました。
狭い場所は外敵から身を隠すことができ、猫にとっては安全が確保できる大切な空間です。
エネルギー温存のために1日の多くの時間を寝て過ごす猫にとっては、安心して眠れる場所はとても重要です。
飼い猫になった現在も、誰にも邪魔されずに眠れる「狭いところ」は猫にとって落ち着く場所なのです。
★家づくりのポイント★
高い場所にキャットウォークを設置して、猫が上下運動ができるようにステップを取り付けましょう。
1階、2階を吹き抜けにしてリビングの壁にステップを設置する、収納棚と猫用ステップを兼用するなどの方法がおすすめです。
さらにキャットウォークの途中に猫が1匹になれるような「避難スペース」を作ってあげるとベストです。
猫は高いところを探すので、家具や家電に登ってしまうのを防ぎましょう。
爪とぎをする
猫は、狩りをするために爪を鋭く研いだり、猫の肉球には強い臭いを発する臭線があるため
爪を研ぐことで自分の臭いをつけてマーキングをしています。
残った爪痕にも縄張りを主張する意味があります。
また、ストレスを感じた時も爪を研いで気分を落ち着かせ、ストレスを発散しようとしています。
★家づくりのポイント★
猫が存分に爪とぎができるような、専用の柱や爪とぎ用段ボールを設置しましょう。
爪とぎの場所を覚えさせないと、ソファや壁などで爪とぎをしてしまうのでボロボロになってしまいます。
専用の爪とぎ場所を用意しても、壁などで爪とぎをすることがあります。爪とぎしてほしくない場所は、あらかじめ傷のつきにくい壁紙や壁材にしておくと安心です。
キレイ好き
猫は毛づくろいをして体をキレイにしたり、トイレの後は排泄物に砂をかけて隠す習性があります。
これは、自分のニオイを消して敵や獲物に見つからないようにするための行動です。
トイレが汚れていたり、トイレの砂が気に入らなかったらそのトイレは使わなくなることがあります。
★家づくりのポイント★
猫のトイレは、「清潔」「適温」「静か」な場所が適しています。
湿気が溜まるとダニやカビが発生し、臭いの原因にもなってしまいます。
通気性がよく掃除がしやすい、洗面所や玄関などを利用しトイレを設置するとよいでしょう。
さらに換気システムや機能性の高い建材を導入すると、部屋を清潔に保ちやすくなるためおすすめです。
よく寝る
成猫は1日14~15時間、子猫なら20時間近くも寝ており、あまりにも寝ているのでびっくりするかもしれません。
猫は夜行性で、昼間にしっかりと寝て明け方と夕方になると活発になります。
獲物となるネズミなどの小動物と同じ活動時間であること、古来砂漠で暮らしていたので暑さを避けることに起因していると言われています。
怠けているというよりは省エネが目的で、日中は木の上で日向ぼっこをしながら獲物を待っていました。
★家づくりのポイント★
日向ぼっこが好きなので、日中は日が当たる場所に猫が休めるスペースを作ってあげると良いでしょう。
キャットウォークは日が当たりやすい部屋を選び、窓の外を眺めるのも好きなので、窓台の幅を広げるのもおすすめです。
夏は熱中症予防のために、日陰も忘れずに用意してあげることも大切です。
縄張り意識が強い
猫は古来より単独行動で狩りを行ってきたため、自分だけの縄張りを作る傾向があります。静かに眠れる寝床、生きるための食べ物や水を確保するスペースがあると安心します。
室内で飼ってる猫でも縄張り意識を持っていて、爪を研いだり、頭を擦り付けてマーキングする行為が見られます。
多頭飼いの場合は、猫の数よりも部屋数が下回らないように注意しましょう。
★家づくりのポイント★
猫は自分の縄張りを維持するために室内をパトロールするため、猫が自由に行き来できるように扉や壁などに猫専用のドアを設置するといいでしょう。
逆に猫に入って欲しくない部屋には、人がいないと入れないようなロック機能をつけると便利です。
狩猟本能がある
猫科の仲間にはライオン、トラ、チーター、ジャガー、ヒョウなどがおり、猫は本来狩りをして獲物をとる肉食動物なので、生まれつき狩りの衝動がインプットされています。
獲物のような動きを見ると、勝手に体が反応し捕まえようとします。
ところが現代の室内飼いの猫にとっては本当のハンティングをする機会はほとんどないため、運動不足やストレス解消のためにも、狩りのような遊びをすることはとても大切です。
★家づくりのポイント★
猫がおもちゃを使って遊び回れるスペースを確保しておげましょう。
床が爪で傷つかないように、あらかじめ傷がつきにくい素材を使っておくと安心です。
まとめ
今回は猫の習性を考慮して、猫が快適に暮らせる家はどのような家なのかを解説しました。
最近では猫もOKなマンションも増えてきましたが、キャットウォークを設置するのが難しかったり、広さを十分に確保できなかったりと猫にとって不自由な場合がほとんどです。対して一戸建ては自由設計なので猫にも人にも快適な家を作ることができます。
VISIO(ビジオ)では、千葉県で住宅購入を検討されている方に最適なご提案をさせていただきます。猫と人が共に暮らせる家づくりの実例がたくさんございますので、ぜひ一度お問い合わせください。

